牛角
捨印とは、契約書のわずかな間違いを訂正するために、あらかじめ押しておく印鑑のことです。リース会社や銀行などの金融機関との取引では、よくこの印鑑が使われます。ですから、わりと気軽に印鑑を押してしまいます。しかし、この気軽さの割には、捨印は、極めてリスクが高いものです。捨印は、「あらかじめ押印しておく」という点が問題となります。というのも、契約書の内容で訂正する必要がある場合、通常は、そのつど訂正印を押印します。ところが、事前に訂正印を押印しているということは、相手方に勝手に内容を訂正されてしまう可能性があるということです。もはや、そのようなことは訂正どころではなく、改ざんといっても過言ではありません。当然、悪用されることもあるため、捨印は気軽に押してはいけません。